40代プログラマーの世界線

40代でプログラマーを目指すことにした無謀な男の世界線を描きます。えるぷさいこんぐるぅ〜

フィヨルドブートキャンプにお世話になることにした理由(RUNTEQも検討)

こんばんは、きたろうです。

某製造業でWebアプリの開発(Vue、TypeScript、C#)をしながら、転職&スキルアップを目指して2023年初よりフィヨルドブートキャンプで学習をしています。

FJORD BOOT CAMP(フィヨルドブートキャンプ)

今年、大台の40になってしまいましたが、悲観はしてません(嘘)

今回は どうしてフィヨルドブートキャンプにお世話になることにしたか について書きたいと思います。

フィヨルドブートキャンプを知ったきっかけ

フィヨルドブートキャンプの存在自体は2021年末ごろに知りました。(入会する1年以上前になります)

きっかけはとあるコミュニティ(雑食エンジニアサロンというところです)でお会いした方のこちらの記事でした。

現役採用担当エンジニアが2020年の未経験エンジニア転職市場を振り返る|よーすけ@Web系エンジニア

その後も、Twitter(現X)やブログなどでプログラミングスクールについての情報をウォッチしていても、上の記事でおすすめしている2つのプログラミングスクール(RUNTEQ、フィヨルドブートキャンプ ※並びは記事に合わせています、以降敬称は略させていただきます)に対する否定的な意見はひとつも見かけなかったので、この2つが僕のなかでずっと候補でした。

入会までの期間は何をしていた?

今振り返れば、すぐに2022年初に始めておけばよかったと少し後悔していますが、ちょっとしたきっかけで始めた基本情報の勉強がおもしろく、そのまま応用情報まで学習を続けてしまいました・・・ (2022年春に基本情報、同秋に応用情報を取得)

応用情報の試験を終えたあと、「次は何の学習をしよう・・・」と悩みましたが、基本・応用情報処理の学習を通じて、インフラエンジニア/セキュリティエンジニアへの興味が強くなっていたので(年齢がある程度いっていても比較的転職しやすいという話を聞いていたこともあり)、

のいずれかを検討し、まずはCCNAの学習から始ることにしました。

フィヨルドブートキャンプに入ることにしたきっかけ

某コミュニティ(上で書いたコミュニティと同じです)で知り合いになったベテランインフラエンジニアのルビコンさん(@RubiconLink)と2022年11月ごろにお話しする機会をいただき、以下のアドバイスをいただいたことがプログラミング学習に舵を切る大きなきっかけとなりました。

『(遠回りにはなるけど)プログラミングができるインフラエンジニアは少ないので(=苦手な人が多い)、活躍の幅が広がりますよ』

この言葉をいただけたことで、自分の中でプログラミングスクールへの入会が一気に現実味を帯びることとなりました。

僕なりにRUNTEQとフィヨルドブートキャンプについて調べたり、RUNTEQについては相談会にも参加させていただく中で、自分なりに以下の傾向が見えてきました。

RUNTEQ
  • プロダクト重視
  • 初回一括払い
  • 期間が決まっている(最長9ヶ月)
  • 宣伝(=YouTube)に力を入れている
フィヨルドブートキャンプ
  • 技術重視
  • 月額払い
  • 期間は決まっていない(払い続ければずっといられる)
  • 宣伝に(まったくと言っていいほど)力を入れていない

ざっくりこんな感じでした。 カリキュラムはほぼ差はないように感じました。(両方RailsメインでフロントエンドはVue.jsなど)※2023年春からフィヨルドブートキャンプはReactに変わりました←ハードなので注意

ひとつめの「プロダクト重視 or 技術重視」についてはとくに根拠があるわけではなかったのですが、今振り返れば「的を得ていたな」と感じます。

これらの比較結果を鑑み、フィヨルドブートキャンプにお世話になることに決めました。

理由は以下。

  • 自分は学ぶことが好きなので、プロダクト重視 < 技術重視 の方がいいと思った
  • 仕事をしながら学ぶことになるので、卒業までの期間が9ヶ月に固定されているのは厳しい
  • 自分のひそかなこだわりである「広告・宣伝に力を入れていないサービスを利用したい」という思いから(力を入れている ⇒ お客さんが集まる ⇒ 値上げにつながりやすくけっきょくコスパが悪くなる、という傾向をよく見てきた)

ちなみにフィヨルドブートキャンプに入会する理由として多い、

「伊藤淳一さん(チェリー本の著者)がメンターだから」

についてはRubyをまったく学習したことがなかったこともあり、伊藤さんのことはまったく存じ上げませんでした・・・😅

フィヨルドブートキャンプに入ってみてどう?向いている人など

たまたま今年の5月(RubyKaigi2023)にRUNTEQ生の方と直接お話する機会があり、それも踏まえるとそれぞれのスクールの特徴や向いている人を挙げるなら以下のとおりかな、と思います。

RUNTEQ
プロダクト重視

サービスの見栄えはフィヨルドブートキャンプを上回るとはたで見ていて感じます。 「バトラン」というイベントも開かれているので皆プロダクト意識が非常に高いと感じた。

イベントがとにかく多い

毎日なにかしらのイベントがあるのは伊達ではないようです

学習開始から転職までの期間

学習カリキュラムがフィヨルドブートキャンプにくらべ少ない分、ポートフォリオ開発に専念できる。 また、MVPを意識した早期リリース(&反復的な改善)により就活で見せられるレベルのポートフォリオを最短で用意できる。

平均年齢が若い?

YouTube配信を聴く限りでは20代がボリュームゾーンで30代はやや少ない、とのこと

フィヨルドブートキャンプ
技術重視

現役生の方の中にも「もう十分転職先で通用するでしょ👀」と思える方がごろごろいます。 卒業生の方も、特にESMさん(永和システムマネジメント)で活躍されているほどの方は半端ないスキルと技術に対する深い知識を持っていると感じます。

期間が決まっていない

これは実際に入ってみて、仕事を抱える立場としてはとてもありがたいと感じるポイントです。 というか、仕事をしながらプログラミングを学ぶ方はフィヨルドブートキャンプ一択かなと思います。

たとえば僕のケースだと、仕事が忙しく学習に取り組めなくても、月額(29,800円なので安くはないですが・・・)さえ払い続けていれば強制退会されることはないので、仕事との両立がしやすい点はこちらに軍配が上がると思います。

ちなみに、上で触れたRUNTEQ生の方の話では、 『仕事をしながら続けていたが、期間内卒業が厳しくなったので途中で仕事を辞めた』 との事からも、やはり「期間が決まっていない」ことは大きなメリットかなと思います。

逆に、卒業までの期間を短くすることもできるので、まったくの初学者でない方なら半年ちょっとで卒業して結果的にトータル費用が20万円前後に抑えることもできるかなと思います。

チーム開発の存在

RUNTEQにはまだないそうなので、これは大きなメリットかなと思います。

僕がRubyKaigiなどで企業ブースに話を聞くと、 『チーム開発スキル(GitHubフローやプルリクエストなど)がしっかり身に付いていると一緒に働く側としてはとても助かる』 という話をちらほら聞きました。

平均年齢は30代前半くらい?

自分の観測範囲では、20代後半と30代前半が同じくらいで、30代後半の方も割といる印象です。 入会時は僕のような40代の方はいないだろうと思っていたら、全然そんなことはなく驚いています。

以上を鑑み、

RUNTEQが向いている人

若い人、少しでも早く転職したい人、イベントやコミュニティ好きな人、個人開発で成功したい人

フィヨルドブートキャンプが向いている人

技術好きな人/学ぶことが好きな人、期間がかかってもしっかり学んで転職後も活躍したい人、仕事を続けながら学習したい人、ある程度年齢がいっている人(フィヨルドブートキャンプには40代で転職成功させた方も自分が知っているだけで数人います)

かなと思います。

あと、これは書こうか迷いましたが、あえて書かせていただくと、 フィヨルドブートキャンプはカリキュラムが分厚く、メンターの皆さんもひとつのプラクティスからひとつでも多くのものを持ち帰ってほしいという思いから本気で向き合ってくれています。(その分気が遠くなるほどの量の修正をいただくこともままあり、燃えます🔥)

ただその分、たまにいる入会目的が「個人開発ができるようになりたい」という方にとっては、学ぶ内容が若干オーバースペックな気もしているので(今は未経験から卒業までの学習時間は1500時間あっても足りないかと思います。。)、個人開発ができるようになりたいといったプロダクト志向の方はRUNTEQの方が向いているかもしれません。

(とはいえ、入会当初はそのようなモチベーションだった方も学習を進めるにつれて『やっぱり転職したい!』となる方もよく見かけます)

個人的には、フィヨルドブートキャンプに対しての不満は一切なく、このスクールを知れて(埋もれている中から 見つけることができて)本当によかったと思います。

これを読んでくださった方はフィヨルドブートキャンプ関係者かもしれませんし、フィヨルドブートキャンプ(またはRUNTEQ)を検討している方かもしれませんが、少しでも参考になったようならうれしいです😊