40代プログラマーの世界線

40代でプログラマーを目指すことにした無謀な男の世界線を描きます。えるぷさいこんぐるぅ〜

(今さらですが)RubyKaigi2023に参加しました

こんにちは、まっきーです。

参加してからだいぶ日が空いてしまいましたが(2ヶ月!!)、RubyKaigi2023に現地参加して感じたこと、得たことをまとめたいと思います。

※作ったきりずっと放置していたブログですが、転職活動を見据えこれから少しずつ書き溜めていこうと思います。というわけで本記事が実質初の記事です)

なぜこれを書くか?

初学者でもRubyKaigiという大きなカンファレンスに(現地)参加して得られるものがあるということを伝えたかったからです。

なぜRubyKaigiに参加したか?

僕はエンジニア転職目指して今年1月からフィヨルドブートキャンプで学習しているのですが、そこで『フィヨブーハウス』という受講生なら無料で会場そばの宿に宿泊できる神企画があり、秒でこのチャンスに乗っかりました。

ただ、当時はフィヨルドブートキャンプに入会してたった2ヶ月でしたので、内心不安もありました。

  • 自分のような入会したての受講生が企画に参加しても先輩方とは話が合わず場違いになるのでは・・・
  • RubyKaigiに参加しても何も理解できないのでは・・・
  • 金銭面的な出費(往復の交通費、RubyKaigi参加費2万円、食費や交際費など)の割に合うか?
  • 仕事を2日半も休んででも参加すべきイベントなのか?
  • 家族にさみしい思いをさせてしまうかも・・・

ですが、それでも行くことにした理由は、場違いであってもそこに飛び込んだからこそ得られるものがきっとあると思ったから。

参加にあたっての事前準備

せっかく上の代償を払い参加する以上、できる準備はしようと思ったので以下をしました。

1.フィヨブーハウス住人全員の日報を毎日チェック

僕含め12人のフィヨルドブートキャンプ生と3日間共にするので、この中で圧倒的に学習の進みが遅い自分は先輩方にいろいろ話を聞けるチャンスだと思いました。 そのため、他の方が今どのプラクティスに取り組んでいて、どんなことを考えているのかをできるだけ理解するよう努めました。 (これはのちに転職したあとにおいても相手を知ることは大事なことだと考えています)

2.RubyKaigi事前イベントに参加

こちらのオンラインイベントに参加。

RubyKaigi 2023 を楽しむ予習会 - YouTube

イベントを通じて、「主催の僕らでもわからないものを採用している」、なので「『わからない』を楽しむべし」と聞いてそういうものなのか〜と謎に納得してしまいました(笑)

それと、「予習するなら技術よりも登壇する人についてした方がいい」ということで、「るびまの『Rubyist Hotlinks 連載一覧』」を時間の許す限り目を通すようにしました。

(おまけ)3.松本グルメをくまなくチェック

これはもうおまけですが、僕が旅行する際はかならず「坊主さん」という方のその県のグルメツイートをチェックするようにしています(笑)

実際にRubyKaigiに参加してみて

講演について

RubyKaigiの発表内容自体はいまの自分にとっては難しいものが多かったものの、しおいさんの発表([JA] Implementing "++" operator, stepping into parse.y / Misaki Shioi @coe401_ - YouTube)など、自分のレベルでも理解でき、かつRuby自体を触る楽しさを知れるような内容もありました。

また、最終日のRuby Committers and The World / CRuby Committers @rubylangorg - YouTube のコミッターの方々の話は英語でしたが、Rubyistの熱量だったり、Rubyの将来について楽しそうに語り合う雰囲気をその場で体感できたことはとてもいい経験ができたと思います。

Rubyは(米国が本場であるプログラミングにおいて)貴重な日本初の言語であること」 の意味をその場にいてしばらく考えていました。

企業ブース

講演の話にまったくついていけなかったとしても、ここに行けばいいやと参加前から考えていたので、とにかく多くのブースを回りました。 ノベルティをもらって去っていく方が多かった中で、僕はできるだけブースの方に以下の話をうかがうように心がけました。 (その分疲れましたが・・・😅)

  • どんな人に入社してほしいですか?
  • どんな方が入社後に苦労されていますか?
  • どんな技術を使っていますか?
  • 40過ぎでも活躍できますか?
  • フィヨルドブートキャンプ卒の方は実際どうですか? などなど

フィヨルドブートキャンプ生他との交流

いつもコードレビューなどでお世話になっているメンターの方とのお話を通じて、受講生への心配りだったり難しいプラクティスにどうレビュアーとして向き合っているかなどを聞くことができました。 また先を行く受講生や卒業生ともいろいろな話ができ、難しくて詰まるポイントだったり、輪読会でお世話になっている方への挨拶もできました。

また、たまたま他スクール生(RUNTEQさん)の方とTwitterを通じて現地でお会いする機会を得て、お互いのスクールのいいところ・改善してほしいところなどを情報交換できたこともよかったです。

まとめ

Ruby(というかプログラミング)を学び始めて日も経っていない自分が、それなりの費用がかかり、2日半も仕事を休み、その間の学習は滞りましたが、それでもRubyKaigi2023に現地参加して心からよかったと思います。

ただ講演を聞くだけでなく、自ら体力のもつかぎりアクションを起こすことで、初学者であってもRubyKaigi参加の価値が何倍にもなることを身をもって学びました。

来年は沖縄とのことなので、来年は転職した先で出張参加できるよう今後も学習に励みたいと思います。